浦和学院が8強、左腕・佐野6回12K
「高校野球・秋季埼玉大会・3回戦、浦和学院8-1春日部東」(26日、大宮公園野球場)
浦和学院が七回コールド勝ちで8強入りを決めた。
先発した佐野涼弥投手(2年)が6回5安打1失点の力投。4安打を集中された初回をバックの好守もあって1失点で切り抜けると、二回以降は1安打しか許さず。決め球のスライダーを軸に12三振を奪った。
初回終了後、体がそらないように背中に“壁”を作ることを意識。「一度ベンチに帰って、コーチに言われていたことを思い出したら修正できた。二回からは自分の投球ができた」と笑みがこぼれた。森士(おさむ)監督も「立ち上がりにバンバンといかれて、逆に良くなった。(最近は)不安があったが、よみがえったのでは。楽しみになってきた」と左腕の復調を感じ取っていた。