【清宮・一問一答(3)】早実初等部入学時は「早大でラグビーをしたかった」

今後の抱負を語った早稲田実業・清宮幸太郎=東京・国分寺(撮影・堀内翔)
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 プロ入りか進学か高校卒業後の進路が注目されていた、高校通算111本塁打の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が22日、東京都国分寺市の同校で会見し、「私、清宮幸太郎はプロ志望届を提出することを決めました」と国内プロ野球球団への入団希望を明らかにした。

 会見での主な質疑応答は次の通り。

 -各球団との面談もできるようになるが、聞きたいことは。

 「志望届を出してからお話ができるということなので、そのへんはしっかりやっていきたいなと思います」

 -大学進学に傾いていた時期があったのか。いきなりアメリカに挑戦しようと考えたことはあったのか。

 「もともと早実(初等部)に来たのが、早稲田大学でラグビーをしたかったので(苦笑)、もともとは大学に行くつもりでいました。高校野球もやっていていつからというのはわからないですが、プロの選択肢が途中から出てきたかなという感じです。アメリカに直接行くということはもともと考えていない」

 -12球団どこでもOKなのか、ゆっくり話を聞いてみてから入団を判断したいということなのか、どちらが今は大きいのか。

 「そうですね…まあ、これから話を聞くので、まだちょっとわからないです」

 -U-18ワールドカップで一緒に戦った仲間に影響されたことやプロで頑張っていきたいという思いは。

 「もちろん大切な仲間なので、みんなで頑張っていけたらなと思います」

 -ようやく意志を表明してスッキリしているのか、これからの厳しい世界に向けて緊張しているのか、今の気持ちは。

 「友達とかからも、どっちなの?と聞かれていたので、スッキリしたなとは思うんですけど。ここからプロを目指す身ではあるので、厳しさであったり、やっていけるのかなという不安だったり、ないわけではない。練習だったり、トレーニングだったり、それしかないと思っている。そういう思い(不安)を消すためにも、これから厳しい世界に身を置いて自分を鍛錬できたらなと思います」

 -プロの厳しい世界でやっていく上で、これまでに父(克幸氏)から受けた影響や感じたことは。

 「そこに関してはあまりないです」

 -プロとしてどのような存在、選手になりたいか。

 「高校時代からたくさんの方が球場に足を運んでくださったり、応援してくださったりして、ものすごくそれが自分の力になっていた。プロ野球選手になってもたくさんの人に応援していただけるような、逆にプレーで見ている人たちを幸せにしたり、感動させたりできるような選手になることが、野球選手のあるべき姿だと思っているので、自分の野球選手としての理想像はそこにあります」

 -将来的な夢としてメジャーに挑戦したいということだが、FAなのか、もっと早くということなのか。

 「まだそこまで具体的には考えていない。自分がどういう野球選手になっていくかで変わってくると思う」

 -もし大学に進んだらこれを勉強したかったというのはあるのか。

 「(苦笑いで)あまりないです」

 -U-18ワールドカップで、プロ志望をしていた選手がいたが、彼らと触れることで自分の決断が濃くなったり、最後の決め手になったことは。

 「それはないです」

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