宮台8失点…東大15年ぶり勝ち点ならず 6球団視察でMAX142キロ

 「東京六大学、慶大13-10東大」(19日、神宮球場)

 東大は打ち負け、02年秋以来15年ぶりの勝ち点獲得はならなかった。今秋ドラフト候補・宮台康平投手(4年・湘南)は四回途中8失点で降板した。慶大は勝ち点1。ドラフト候補の岩見雅紀外野手(4年・比叡山)が逆転3ランなど4打点。津留崎大成投手(2年・慶応)がリーグ戦初先発初勝利を挙げた。

 またあと1勝の壁にはね返された。満を持して臨んだ一戦は、四回途中8失点で降板。宮台は「僕のせいですね」と責任を負った。

 三回2死一、三塁から岩見に逆転3ランを被弾。四回は連打に自身の失策も絡み、一気に攻略された。1回戦の完投勝利から中2日。三回には右ふくらはぎに打球が当たるアクシデントもあったが「体の状態は理由じゃない。同じ投球では対応される。上をいかれた」と力負けを認めた。

 6球団のスカウト陣の前で最速は142キロを計測。楽天・長島スカウト部長は「腕は振れていた。左は貴重。最後まで見極めたい」と期待を込めた。02年秋以来の勝ち点奪取、そしてプロ入りという目標へ。東大最強左腕は「もう一回、切り替えてやりたい」と出直しを誓った。

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