ソフトバンク2年ぶり20度目優勝 リーグ史上最速Vで昨年の屈辱晴らす

監督インタビューで涙ぐむソフトバンク・工藤公康監督=メットライフドーム(撮影・園田高夫)
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 「西武3-7ソフトバンク」(16日、メットライフドーム)

 優勝マジックを「1」としていたソフトバンクが、史上最速で2年ぶり20度目(1リーグ制2度、パ・リーグ18度)のリーグ優勝を決めた。

 2位に大差をつけての独走Vだったが、決して順風満帆にシーズンを送ったわけではない。開幕3連勝スタートしたものの、昨年の最多勝投手で開幕投手を務めた和田、ローテーション投手の武田、千賀が次々と故障離脱していった。そんな中で3年目の松本裕、4年目の石川らが先発として活躍。この優勝が懸かった一戦でリーグ単独トップの16勝目を挙げた、工藤監督の申し子でもある東浜が白星を重ねていった。

 救援陣は守護神のサファテが、プロ野球史上初の50セーブに到達し獅子奮迅の活躍だった。セットアッパーでは岩崎、そしてシーズン途中に加入した左腕、モイネロが存在感を見せつけた。

 攻撃陣は、首位を走っていた楽天を猛追する夏場、4番の内川が左手親指の骨折で戦線離脱。3番だった柳田が4番に座り打率、本塁打、打点の部門でトップクラスの活躍を見せた。また、ロッテから移籍したデスパイネは、打率こそ低いものの、勝負強さを発揮し勝利に貢献した。

 この試合でも柳田が逆転の30号2ラン。デスパイネは3試合連発となる33号を放ち、打線の厚みを見せつけた。

 工藤監督は就任1年目の一昨年、日本一になった秋山幸二監督からバトンを受けチームの連覇を達成し、連続日本一に輝いた。3連覇のかかった昨年は、優勝した日本ハムに11・5ゲーム差を逆転される屈辱を味わった。今季は川崎やデスパイネを獲得し、さらなる戦力補強をして臨んだ。

 楽天が快進撃を続ける中、8月に首位に立つと他を寄せ付けない強さでリーグ制覇を果たした。

 2年ぶりの日本一を目指すソフトバンクは日本シリーズ出場権を懸け、10月18日から本拠地・ヤフオクドームでCSファイナルSで同第1Sの勝者と対戦する。

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