宮崎の先制満弾実らず…ラミDeNA、竜に取りこぼし

 「中日7-6DeNA」(29日、ナゴヤドーム)

 終わってみれば3点差を逆転される痛い敗戦。DeNA・宮崎敏郎内野手(28)の今季2本目のグランドスラムが、まさかの空砲となってしまった。

 スタートは最高だった。一回に宮崎が左越えに先制の11号満塁本塁打。今季、満塁で13打数7安打と勝負強さを発揮し「うまく体が反応してくれました」と自画自賛。これでチームが一気に勢いに乗ったかと思いきや、うまくいかない。投手陣が乱調で想定外の逆転負けを喫した。宮崎は「勝ってれば一番良かったんですけど…。またあした頑張ります」と必死に前を向いた。

 阪神、巨人と争ってCS進出を目指す中、下位の中日を相手に取りこぼしたのは痛い。ラミレス監督は「切り替えていくしかない」と自分に言い聞かせるように語った。

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