日本ハム・大谷 メジャー視察前で猛打賞3打点

 「日本ハム9-3西武」(20日、札幌ドーム)

 日本ハムの大谷が打者でメジャー関係者に強烈デモだ。猛打賞&3打点で打線をけん引して、先発・上原のプロ初勝利をアシスト。自己最多を更新する5試合連続マルチ安打、プロ初の3打席連続タイムリーの大暴れだ。

 この3連戦で10打数7安打、4打点。塁上でも暴投を見逃さずスライディングで次の塁を陥れた。足の不安は感じさせないが「ちょっとずつ良くなっているけど、すごいって感じではない」と満足していない。

 今オフのポスティング移籍が濃厚で、周囲の動きも慌ただしい。ドジャースはフリードマン編成本部長を筆頭に8人で“大谷詣で”。1988年にド軍を世界一に導いたサイ・ヤング賞右腕のハーシュハイザー氏の姿もあった。球団の編成職には就いていないが、59イニング連続無失点のメジャー記録保持者を伴い、大谷への熱意をみせた格好だ。

 試合前練習中にはブルペンにも入り、変化球を交えて58球の投球練習。今季中にパワー全開の二刀流が披露される日も近い。

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