巨人・内海「全然ダメ」 今季最短1回2/3を4失点KO

 「ヤクルト4-3巨人」(17日、神宮球場)

 悔しさをかみしめた。巨人・内海が今季最短の1回2/3を4失点KO。最下位相手の黒星で、3位・DeNAとは5ゲーム差に広がった。ベテラン左腕は期待に応えられず、6敗目を喫し「全然ダメです。何もないです」と、言葉少なにクラブハウスへと引き揚げた。

 初回は無失点に抑えたが、二回に悪夢が待っていた。先頭のリベロに二塁打、中村に死球を与え無死一、二塁。続く荒木に内角直球を左翼席に運ばれ先制3ランを被弾。2死二塁では山崎に中前適時打を放たれると、「点差があれ以上はちょっとどうかなというのがあった」と高橋監督は交代を決断した。

 打線は直後の三回に3点を返し、救援陣も0点に踏ん張った。それだけに二回の4点が重くのしかかり、村田ヘッドコーチは「4点はキツイわな」と左腕に苦言を呈した。18日からDeNAとの3連戦で、「当然すぐ上のチームだから大事な3連戦になる」と指揮官。連勝で弾みをつけたかったところでの、痛恨の敗戦となった。

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