「全国高校野球選手権・２回戦、広陵６－１秀岳館」（１７日、甲子園球場）

　広陵（広島）が九回１死二、三塁から、４番・中村奨成捕手（３年）の３ラン本塁打で突き放し、秀岳館（熊本）を下した。

　広陵は１－１の七回、大橋昇輝内野手（３年）、吉岡広貴内野手（２年）の連続安打と犠打で１死二、三塁とし、９番平元銀次郎投手（３年）が投前へプッシュ気味にバント、これが内野安打となり勝ち越し。なおも一、三塁から敵失で加点した。

　四回には先頭の中村奨成捕手（３年）の左前打を足掛かりに無死一、三塁の好機をつかみ、２死二、三塁から暴投で先制した。

　秀岳館は五回１死から、８番幸地竜弥捕手（３年）の大会４２号となるソロ本塁打で同点に追いついた。