巨人・陽岱鋼、通算1000安打 大勝で節目飾った

 「ヤクルト2-8巨人」(16日、神宮球場)

 大勝で節目を飾った。陽岱鋼がプロ野球288人目となる通算1000安打を達成。記録まであと1本臨んだ一戦を第2打席の適時打で決め「早い段階でクリアできて良かった。ヒットがタイムリーになって良かった」と安どの表情だった。

 1点リードの三回1死二塁。「体が勝手に反応した」とカウント2-2から原樹の内角スライダーに鋭く対応し、打球は左翼線で弾んだ。この一打が打線に弾みをつけた。六回1死には坂本勇が27打席ぶりの安打となる13号ソロ。13日に通算2000安打を達成した阿部も14号ソロで続いた。

 陽岱鋼はこれで8月の打率・423と絶好調だが、要因ついて「規則正しく、ほぼ同じ練習をしている」と明かす。試合前に行う、台に右足を乗せるティー打撃などで体のバランスを整えている。大黒柱の2000安打に刺激も受けた。「生で見られて良かった。野球人である以上、2000本目指して頑張りたい」と決意も新たにする。

 8得点の快勝に、高橋監督は「攻撃もいい形というか、効率よく点が取れた」と目を細めた。3位・DeNAとは4ゲーム差で、残り37試合。Aクラス入りを諦めず、「1番・陽岱鋼」を起爆剤にする。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス