報徳学園は敗退 大角監督「監督の差」 就任後初の夏終えナインも涙

 「高校野球兵庫大会・準決勝、神戸国際大付2-1報徳学園」(27日、姫路ウインク球場)

 今春センバツ出場校同士の対決は神戸国際大付が2-1で報徳学園を制し、甲子園に出場した14年以来の決勝進出を決めた。

 報徳学園は10年以来の夏の甲子園に届かなかった。今春のセンバツ限りで勇退した永田裕治監督(53)の後を継いだ大角健二監督(37)は、ナインの前で「3年生に申し訳ない。全面的にオレの責任。監督の差で負けた」と涙ながらに謝罪した。

 監督として初めての夏。2度の併殺など自身の采配を悔やんだ。「君らはよくやった。絶対に(敗戦を)無駄にはしない」と誓い、ナインも号泣した。

 センバツ4強に貢献し、この日も7安打2失点で完投したエースの西垣も「自分たちは大角監督にとって最初の世代だから絶対に甲子園に連れて行きたかった」と恩師への思いを口にした。右腕は今後、大学へ進学して神宮の星を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス