早実・清宮の107号は持ち越し、2年ぶり4強入り

 スタンドに向かう早実・清宮幸太郎(手前)ら早実ナイン
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 「高校野球西東京大会・準々決勝、早実5-1日本学園」(25日、神宮球場)

 春夏連続の甲子園出場を目指す早実が日本学園を破り、2年ぶりの準決勝進出を果たした。主将の清宮幸太郎内野手は「3番・一塁」で先発出場し、2打数1安打2四球。神港学園時代の山本大貴内野手と並ぶ高校通算最多の107本塁打は次戦以降に持ち越され、公式戦連続本塁打も8試合で止まった。清宮は前の5回戦までに高校通算106本塁打を放ち、最多記録にあと1本と迫っていた。

 清宮は試合後、この日の自身の打撃について、「四球も二つあったし、ヒットも出て、最後は打ち取られたが、しっかりボールが見えていたので悪くはなかった」と振り返った。また、最多本塁打記録が持ち越されたことには、「(107号に)乗せるに越したことはないが、意識しすぎて負けてしまったら次はない。いつも通り自分の打撃をしていきたい」と語った。

 清宮の初回の第1打席は1死二塁で四球。相手バッテリーは勝負を避け気味だった。二回の第2打席も2死一塁からストレートの四球を選んだ。

 四回の第3打席は左中間への痛烈な二塁打を放った。カウント3-2から相手右腕の外角寄りストレートにバットを逆らわずに出し、打球はライナーで左中間方向へ。ワンバウンドすると、ジャンプする左翼手のグラブの先をかすめてからフェンスまで転がった。この打席ではカウント2-1から放ったファウル打球も痛烈なライナーで一塁側スタンドへ飛び込んでいた。

 六回の第4打席は2死無走者で一塁ゴロに倒れた。ツーボールから内角低めのストレートを引っ張り打ち取られた。

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