龍谷大平安が3年ぶり8強 プロ注目・岡田が好返球でピンチ救う

2回裏龍谷大平安無死、岡田悠希は左前安打を放つ=わかさスタジアム京都(撮影・佐藤厚)
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 「高校野球京都大会・4回戦、龍谷大平安4-3鳥羽」(19日、わかさスタジアム京都)

 龍谷大平安が鳥羽との接戦を制して、3年ぶりの8強へ進出を決めた。

 プロ注目・岡田悠希外野手(3年)が、高校通算33本塁打の打撃ではなく、守備でチームを救った。

 七回に3点リードを1点差にされ、嫌なムードで迎えた八回。2死一、二塁で詰まった飛球が左前へ上がった。ノーバウンドで捕球はできなかったが、素早い動きで本塁へ送球し、二塁走者を刺して同点を阻止した。

 「去年も(4回戦・福知山成美戦で)僕の守備で3年生を負けさせてしまった。1歩目が遅れてしまったけど、絶対にアウトにしようという思いで投げました」。ベンチに帰ると、原田監督から「ナイスボールや!」と声を掛けられ、表情を緩めた。

 4番としても3打数2安打で、チームは3年ぶりの準々決勝進出となった。「今日は自分たちの流れに乗っていけなくて苦しかったけど、勝つことができたので、この勢いに乗って甲子園へ行きたい」と言葉に力を込めた。龍谷大平安は準々決勝で、昨秋の京都大会優勝の東山と対戦する。

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