履正社・安田、ゴジラに並んだ60号 事故死1学年上の先輩へ誓いの一発

 6回、高校通算60号となる2点本塁打を放つ履正社・安田
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 「高校野球大阪大会・1回戦、履正社9-0常翔啓光学園」(14日、花園中央公園野球場)

 今秋ドラフト1位候補の履正社・安田尚憲内野手(3年)が、1回戦・常翔啓光学園戦で、憧れの元メジャーリーガー、松井秀喜に並ぶ高校通算60号を放った。8日に亡くなった1学年上で関大1年生の福田観大さん(享年18)へささげる一発で、チームは七回コールド勝ち。今春センバツ決勝で大阪桐蔭に敗れて逃した同校初の日本一へ、最高のスタートを切った。

 鋭いライナーが、勢いを維持したまま右翼席へ突き刺さった。平日にもかかわらずスタンドを埋めたファンから、節目を祝うように大歓声が巻き起こる。高校通算60号。安田が自身にとっての“大阪大会開幕戦”で憧れの松井氏に並んだ。

 「幸先よく節目の一本が出たし、目指していた数字でもあるので、打ててよかった」

 3打席目までは15球で一度もスイングせずに3四球。六回2死三塁での4打席目だった。カウント2ボール2ストライクからの6球目。チェンジアップを捉えた。

 6月18日に松井氏の母校・星稜との練習試合(星稜グラウンド)で59号を放って以来の一発。「(本塁打前に)内角へ2球来ていたので最後は落としてくると思って、対応できた」。配球を読み、体重を残したスイングに納得の表情を見せた。

 悲しみを力に変えた。8日に昨夏の甲子園出場メンバーだった福田さんが水難事故で亡くなった。安田にとっては、中学時代に在籍した「レッドスターベースボールクラブ」からの先輩だった。

 12日には部員と通夜に参列。「すごく残念。福田さんに活躍を届けたいし、履正社のプライドを見せたい」。今大会、選手は福田さんの名前が入ったタオルを所持。志半ばで亡くなった先輩の思いも胸に戦っている。

 昨夏、福田さんと戦った聖地に必ず戻る。安田が力を込めた。「悔いが残らないように、持っている力を全て出したい」。早実・清宮と比較される西の大砲は、特別な思いを持って最後の夏に臨む。

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