福岡大大濠1年生星野1回0封 父は元ソフトバンク投手の順治さん
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「高校野球福岡大会・2回戦、福岡大大濠10-0純真」(10日、春日公園野球場)
福岡大大濠の1年生右腕、星野恒太朗投手が無安打無失点と上々の「夏デビュー」を果たした。エースの三浦銀二投手(3年)に続いて五回に登板。先頭打者に四球を与え、2死三塁としたが、最後は空振り三振で締めた。
「スコアはゼロだけど四球も出したし、いい内容じゃなかった」と反省。4月の九州大会も経験したが、「緊張しました。3年生は負けたら終わりなので責任がある」と夏のマウンドの独特な雰囲気を十分に感じた。
スタンドではダイエー、ソフトバンク元投手で、父の順治さん(ソフトバンク2軍育成担当ディレクター)が投球を見守った。「硬かったですね。下級生なので先輩の助けになるような投球をしてほしい。甲子園に連れて行ってもらいたいです」と息子の姿に目を細めた。