プロ野球西武の投手コーチだった森慎二氏が28日に多臓器不全のために42歳で死去して一夜明けた29日、チームメートらは早過ぎる突然の別れに悲しみに包まれた。遠征先から東京へ戻る那覇空港で取材に応じた主将の浅村内野手は「慎二さんの分まで、チームが一つになって戦っていかなければいけない」とナインの思いを代弁した。
かつて西武で一緒に戦ったソフトBの松坂投手は福岡県のファーム施設で「弟のようにかわいがってもらい、面倒を見てもらった」と話した。楽天の松井外野手は「良き先輩であり、(年齢は)一つ上ですけど、良き友達でした」とショックを隠せない様子だった。