早実・清宮100号到達!右越え場外弾で大台「実感はないです」

 「高校野球・招待試合、享栄5-1早実」(4日、小牧市民球場)

 早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、高校通算100号本塁打を放った。

 「3番・一塁」で出場した清宮は、5点を追う九回1死で迎えた第4打席、エース右腕・早矢仕(はやし)飛希投手(3年)が投じた初球を捉えるソロを右翼場外に運んだ。推定135メートルの豪快弾だった。

 清宮は2回戦で敗退してノーアーチに終わった今春センバツ後、約2カ月で21本塁打。驚異的な量産ペースで、大台に到達した。

 高校通算本塁打は、山本大貴(神港学園)の107本が最多とされる。

 清宮は試合後、「きょうはなかなかいい当たりが出てなかったけれど、最後の最後に出て良かった。(九回で)まっすぐが来るかなと思ったが、狙い通りいきました。自分らしい打球が飛んだ。(100号に)そんなに打った感じはない。すごいことというか、あまり実感はないです」などと語った。

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