陽岱鋼が2カ月半ぶり実戦 患部状態も「大丈夫」と手応え

実戦復帰した陽岱鋼=ジャイアンツ球場
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 下半身張りのため実戦から遠ざかっていた巨人の陽岱鋼外野手(30)が30日、3軍のBCリーグ・新潟戦(ジャイアンツ球場)に「1番・中堅」で先発出場。3月19日のイースタン、ヤクルト戦以来、約2カ月半ぶりの実戦復帰となった。

 初回の打席は空振り三振。二回2死二塁で迎えた第2打席は空振りの三振に倒れるも、四回1死満塁での第3打席で新潟先発・筑間のスライダーを捉え、左中間突破の2点適時二塁打を放った。

 「1打席目は(打席での)自分の感覚が無くて、気持ちも前に出すぎていた。(2打席目以降は)タイミングの取り方、バットの出し方などを考えて修正しました」と話し、久しぶりの実戦復帰にも手応えを得た様子だ。

 二塁への走塁でも全力疾走を見せ、中堅の守備も無難にこなした陽岱鋼。患部の状態に関しても「(怖さは)無いです。全力で走れましたし、そこは大丈夫」と話していた。

 31日は2軍のイースタン、DeNA戦(横須賀)に出場予定。1軍復帰に関しては「まずは3軍と2軍の試合に出て、いい結果を残したい。もちろん早く1軍に上がってチームに貢献したい気持ちはある」と話した。

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