張本さん、投げない敬遠に物申す「ドラマがあるんですよ!」 過去に本塁打も

 プロ野球解説者の張本勲氏が28日、「サンデーモーニング」(TBS系)のスポーツコーナーに出演し、敬遠を暴投したヤクルトのルーキの話題に関連して、米国で今季から採用されている申告制による“投げない敬遠”に「ドラマがあるんですよ!」と反対した。

 VTRで敬遠暴投が起きた21日の阪神戦を見た後、「喝のしようがない。短いのを(外して)投げるのが苦手なピッチャーもおる」と、そういうタイプの投手がいると解説した。また、米国では合理化の一環で敬遠の意思を示すことにより、ボールを投げなくても四球で打者を歩かせることができるようになったことに話題が発展していった。

 「つまんないでしょう!」と憤慨する張本氏は、「野球も七回までにしろという奴が出てきた。奴というのはおかしいけど、人がね。長年伝統のスポーツをね。ゴルフを7ホールまでで終わるのか。サッカーも45分を20分で終わるのか」とまくしたていった。

 日本のプロ野球では、過去に日本ハムの柏原純一が敬遠球をホームランにしたり、阪神の新庄剛志がサヨナラヒットを打ったりと、仰天するようなプレーも生まれている。「ドラマがあるんですよ。敬遠でホームランした人がいるんですから」と4回ボール球を投げることもまた、野球の一部だと訴えた。

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