作新学院の背番号10・篠原が早実撃破に貢献!8回4失点
「春季高校野球・関東大会準々決勝、作新学院8-4早実」(22日、ひたちなか市民球場)
作新学院が快勝し、4強入りした。先発した背番号10の右腕・篠原聖弥投手(3年)が、8回8安打4失点とゲームメーク。勝利に貢献した。
七回まで早実の1~5番の上位打線には安打を許さず。130キロ台中盤のキレのある直球とスライダーやカーブを制球よく操り、三回には清宮、野村の3、4番から連続三振も奪った。
八回に清宮にソロを浴びたものの「逃げないで、自分の投球を見失わないように投げた」と、真っ向勝負を貫いた。与四球も7番・橘内への1つのみ。「全体的にはイメージ通りの投球ができたと思う。後半が課題」と、収穫があった様子だった。
エース左腕・大関に続く投手育成が春のテーマ。小針崇宏監督は「タイミングを外す持ち味を出しながら、バランスよく投げていた。こういう試合を経験することで、夏につなげていってほしい」と、期待を込めた。