「巨人０－１ヤクルト」（１８日、東京ドーム）

　ヤクルト先発の石川雅規が５回１／３を７安打無失点で切り抜け、今季４勝目を挙げた。継投陣も踏ん張って２夜連続で巨人を０封した。ヒーローインタビューで石川は前日１７日に７回無失点と好投し今季初勝利を挙げた由規を「チームに大きな勇気を与えてくれた」と、たたえた。

　前日、由規は強気の投球で最速１５２キロをマークするなど持ち味を発揮した。石川は「昨日の由規のピッチングが本当にチームに大きな勇気を与えてくれたので、その流れのまま今日を迎えて、こうして勝てて良かったです」と自分も続けたことに安どしていた。

　六回途中での降板となり「欲を言うと、もう少し…あの回ぐらいは投げきりたかったんですけど」と悔しさもにじませたが、「後ろにいいピッチャーいますし、バックも守ってくれた」とチームメートに感謝していた。

　今季４勝目。ＮＰＢでは現役最多の１５６勝目となった。巨人に対しては４回７失点と打ち込まれた４月２８日の試合のリベンジを果たし、「次はやり返したいという気持ちがあった。今日、こういう風にチームが勝って良かったです」と充実感を漂わせた。