ロッテ・伊東監督 初回の3失点に嘆き節「ヨーイ、ドンはこたえる」
「楽天4-1ロッテ」(11日、koboパーク宮城)
20勝しているチームが出てきたのに、10勝に到達できない。2試合の足踏みだ。
試合後、伊東監督は声を絞り出した。「負けパターンだ…」。10日のVTRを見ているようだった。
先発のドラフト1位ルーキー・佐々木が先頭打者・茂木への四球から1死二、三塁とすると、ウィーラーに左翼ポールを直撃する先制弾を浴びた。10日はスタンリッジがやはり2四死球が絡んだ2死満塁からキツーい1発を左へ運ばれた。
「先に点を取られると取り返せない」と指揮官。先手を許すと、後手に回って、劣勢をはね返すパワーがいまのチームにはない。
それでもこの日は二回の清田の2号ソロアーチで追撃姿勢をみせて、六回まで7安打を放ってチャンスを築いた。最終回も敵失が絡んだとはいえ、2死満塁に詰め寄って、見せ場を作った。
「粘りはあったけど、結局はあと1本が出ない。ヨーイ、ドン(の1発)はこたえるよ」と振り返った。
気になるのは、その『ヨーイ、ドン』で浴びる1発だ。「バッテリーが防いでいかねばならないが、先発投手の調整がいまひとつうまくいっていない。ゲームへの入り方…必ず四球が絡んでいる。(先発投手たちに)考えてやらせるようにしなければ」
3回を被安打「4」で3失点の佐々木にはこう注文を付けた。
「左(打者)のインコースに投げられていない。ベースの半分しか使えない。いいボールもあるのに…。パ・リーグは左にいい打者が多いので。いまのままでは1軍では厳しい。自信をなくしているようだし、スピードも出ていない。残念、以上です!」。
チームを叱咤(しった)し、そして激励する。指揮官は声にグッと力を込めた。


