「東都大学野球、亜大4-2日大」(10日、神宮球場)
東洋大が連勝で勝ち点3とし、国学院大を勝率で上回って首位に立った。亜大は連勝で勝ち点2。昨秋王者の日大は連覇の可能性が消滅した。優勝争いは東洋大、国学院大、亜大の3校に絞られた。
今秋ドラフト候補右腕の亜大・嘉陽宗一郎投手(4年・松山聖陵)が、8回2失点のロングリリーフで勝利に貢献した。
二回から3番手で登板。直球は130キロ台ながら、変化球を制球よく交え、打たせて取った。前日9日も2回2/3を無失点救援。優勝の望みをつなぎ「感覚よく自分の投球ができている」と手応えを口にした。