ロッテ、今季4度0封負け…則本の前に散発5安打12三振
「楽天5-0ロッテ」(10日、Koboパーク宮城)
ロッテナインの足取りは鉛の靴でも履いたように重かった。則本の前に散発5安打で12三振。今季4度目の0封負けだ。
伊東監督が「初回の攻撃で点を取れなかった。尾を引いた。初回の4点がすべてだった」と振り返るように一回が分岐点だった。
先頭の荻野が左中間へ二塁打を放つが、平沢と細谷が連続三振。鈴木も二ゴロ。その裏、スタンリッジが2四死球が絡んでの2死満塁からアマダーに満塁弾を浴びた。指揮官が「(則本は)4点をもらってスイスイ投げていた」と言うように、二回以降は二塁も踏ませてもらえなかった。「あしたはルーキー(佐々木)で最低勝ち越して帰りたい」。ドラ1右腕を立てて臨む敵地でのカード3戦目。軽い足取りのロッテナインが見られるか。