MLBとポスティング再協議へ プロ野球実行委員会で報告

 日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が8日、東京都内で開かれ、海外フリーエージェント(FA)の資格を得る前の選手が米大リーグへ移籍する際に利用するポスティングシステムについて、大リーグ機構(MLB)から改正へ向けた協議の申し入れがあったことが報告された。

 MLBから具体的な改正案はまだ提示されていないという。現行制度では日本球団が2千万ドル(約22億6千万円)を上限に譲渡金を設定し、支払う意思のある全ての大リーグ球団が選手と交渉できる。NPBの井原敦事務局長は交渉方針について「まず向こうの案を確認してからになると思う」と話した。

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