「中日５－２阪神」（２０日、ナゴヤドーム）

　中日が阪神に逆転勝ちし、今季初めての連勝をマークした。

　１点を追う七回、先頭の平田が左翼席へ同点ソロ。六回まで２安打と完璧に抑えられていた青柳からようやく点をもぎ取った。その後、２死から安打と四球でチャンスを作ると、阪神・２番手の桑原から代打・井領が内野安打を放ち満塁。続くドラフト２位の京田が右前に２点適時打を放ち、勝ち越した。

　１点差に追い上げられた八回にもビシエドが右翼席へ１号２ランを放ち、試合を決めた。

　中日の先発・大野は６回１失点と好投も、勝利投手を逃した。中日は開幕から１７試合連続で先発投手に勝ちがつかなかった。２番手の祖父江がプロ４年目で初勝利をマークした。

　阪神は先発の青柳が好投を見せたが、打線が再三の好機を逃し、援護できなかった。