中日 遠い初星 開幕から1分はさみ5連敗
「中日3-5広島」(6日、ナゴヤドーム)
中日はまたも苦境に終止符を打つことはできなかった。2点を追う九回2死二塁からゲレーロ、ビシエドの連打で追い付く粘りを見せて延長戦に持ち込んだが、最後は力負け。開幕からの連敗は1分けを挟んで5となった。
勝負が決まった延長十一回は岡田が3連打を浴びて満塁のピンチを招き、代わった祖父江が新井に犠飛を許した。
13残塁の拙攻。特に六回は無死満塁から無得点。森監督は「塁上はにぎわせているけどその後の1本が出ない」と顔をしかめた。勝利の女神はいつ中日にほほ笑むのか。指揮官は「みんな勝ちたいんだよ」と強調した。そのために、今は必死にもがき続けるしかない。