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大阪桐蔭・山田、千金V打 右翼前にポトリ…まさにラッキーボーイ

 8回、大阪桐蔭・山田は左翼に適時二塁打を放つ(撮影・持木克友)
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 「選抜高校野球・準決勝、大阪桐蔭2-1秀岳館」(30日、甲子園球場)

 準決勝2試合が行われ、大阪桐蔭は山田健太内野手(2年)の2打点の活躍で秀岳館に競り勝ち、5年ぶりの決勝進出。決勝は史上初めて大阪勢同士の対戦となった。

 “神ってる”2年生が、史上初の大阪決戦を現実にした。両チーム無得点の六回2死三塁。外角のスライダーに食らいついた山田の打球が右翼に上がる。前進し懸命のダイブを試みた相手右翼手のグラブの先に白球が落ちた。値千金の先制適時打。「逆方向に粘って粘っていこうと。狙い通り」と胸を張った。

 2ランを放った初戦の宇部鴻城戦から全試合で安打と打点をマーク。ポテンヒットも多く、藤原ら同級生との朝の散歩中も「ラッキーボーイやな」と、話題になっていた。この日は、6番から5番に昇格すると、八回にも貴重な追加点をたたき出す左越え適時二塁打。今大会は16打数10安打8打点、1本塁打の大暴れだ。

 昨秋は4番を任されながら不調。大阪大会準決勝・履正社戦も1安打しか打てず敗れた。冬場は暇さえあれば重さ20キロのバーベルシャフトを用い「腕がパンパンになるまで」リストを強化。球威のある球にも負けないパンチ力を身に付けた。「秋の悔しさを胸にやってきた」ことが、春を迎えて実を結んでいる。

 愛知県出身。大阪桐蔭に進んだのは「日本一になりたいという気持ちが強かったから」だ。愛知・豊川で14年春に4強入りした兄・大地さんの成績も上回り「超えるという気持ちで入ったので」と、三浦春馬似の端正なマスクをほころばせた。

 目指してきた頂まであと1勝。相手は宿敵・履正社だ。「リベンジしたい。絶対に負けない気持ちでやりたい」。2年生軍団の出世頭となった絶好調男が、名門に6度目の全国制覇をもたらす。

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