日大三の“デカプリオ”金成豪弾 早実・清宮にライバル心も

 「秋季高校野球東京大会・決勝、早実8-6日大三」(3日、神宮球場)

 日大三は5番・金成麗生(かなり・れお)内野手(2年)が奮闘。五回に右中間同点3ラン、九回に左線へ勝ち越し2点二塁打を放ち、勝利目前まで打線をけん引した。

 試合後のロッカールームでは、敗戦の悔しさと打撃への手応えを交え「自分の中ではきょうが一番いい結果が出たが、チームが負けたので、この冬一回り二回り大きくなって甲子園に行けるようになりたい」と前を向いた。前回の日野戦から「変化球への対応に自信が持てた」と、2試合連続の高校通算15号につなげた。

 193センチ、101キロで左投げ左打ち。父親が米国人で母親は日本人の金成のニックネームは「デカプリオ」。西東京のライバル・清宮については「同じポジションだが、自分は自分らしくチームの勝ちに向かってやっていきたい」と語った。

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