福岡大大濠、古賀&東40発コンビがセンバツ初勝利へ導く!

 選抜高校野球大会第3日は雨のため全3試合が中止となり、22日に順延となった。出場予定だった6校は21日、甲子園の室内練習場で調整した。福岡大大濠は、高校通算45本塁打の3番・古賀悠斗捕手(3年)と同48本塁打の4番・東怜央内野手(3年)の40発コンビが、同校をセンバツ初勝利へ導くことを宣言した。

 新しい歴史を作る。優勝候補の福岡大大濠が誇る3、4番コンビ。古賀と東のKH砲が、センバツ初勝利へ導く快打を誓った。

 古賀は「楽な試合はできないと思うけど、最後は勝てるようにしたい」と話せば、東も「やりたかったけど、いい流れで来ている」と呼応。創志学園(岡山)の最速145キロ右腕・難波攻略へ力を込めた。

 昨秋の明治神宮大会4強の原動力となった2人は、一冬を越えてさらに進化を遂げている。8日の練習試合解禁後、古賀は4本塁打を放ち、高校通算45本塁打となった。「状態はいい。ベストに近い」。昨秋から食事とウエートで、7キロ増の体重76キロに増量した成果が打球に現れている。

 東も練習試合で4本塁打を放ち、同48本塁打まで伸ばした。冬は毎日500スイング。「力みのないスイングができるようになった」と自信を見せる。

 福岡大大濠は91年以来、26年ぶり4度目のセンバツ出場。過去3度は全て初戦で敗退しているが、今回は“吉兆”がある。

 昨春と昨秋の九州大会決勝はいずれも雨天順延となり、ともに勝利した。古賀は「最高のコンディションで試合をしたいですしね」と余裕の表情。自信を持って初戦に臨む。

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