好素材多し!!センバツ出場の注目選手たち“清宮世代”だけじゃない

 王貞治氏のレリーフの前での記念撮影で和泉監督(右)にしゃがむ位置を指示される早実・清宮=早稲田実業
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 第89回選抜高校野球大会(3月19日から12日間、甲子園)の出場32校が27日、発表された。今大会の出場選手の中で目玉は、早実・清宮幸太郎内野手(2年)だろう。しかし、“清宮世代”の2年生には好素材は多く、今年も注目選手が聖地に集う。

 【投手】

 日大三・桜井周斗投手は、昨秋の東京大会で44回2/3で58三振を奪取した左腕。キレのあるスライダーが武器で、東京大会決勝では早実・清宮から5打席連続三振を奪った。

 左腕では静岡・池谷蒼大投手にも注目だ。身長175センチと小柄ながら最速は144キロ。昨秋の東海大会優勝へ導く原動力となった。

 福岡大大濠・三浦銀二投手は昨秋の九州大会で3試合連続完封を記録。昨秋の公式戦13試合を1人で投げ抜いたタフネス右腕だ。

 他の右腕では、東海大市原望洋・金久保優斗投手は完成度が高く、大阪桐蔭・徳山壮磨投手はキレのある直球を投げる。最速149キロの熊本工・山口翔投手らにも注目だ。

 【捕手】

 福岡大大濠・古賀悠斗捕手は高校通算41本塁打。昨夏まで遊撃手で、転向して間もないため、捕手としての伸びしろは大きい。

 神戸国際大付・猪田和希捕手も強打が売り。チーム内では見た目が似ているタレント「あばれる君」と呼ばれる人気者だ。

 滋賀学園・後藤克基捕手は高校通算25本塁打。攻守でチームをけん引する。

 【内野手】

 履正社・安田尚憲内野手は高校通算45本塁打を放っており、早実・清宮にも劣らない「西の大砲」だ。昨秋の神宮大会決勝・早実戦でも本塁打を放った。

 日大三・金成麗生内野手は米国人の父を持つハーフで、風貌から「デカプリオ」と呼ばれるイケメン。左打席から力強い打球を放つ。

 智弁学園・太田英毅内野手は昨年のセンバツのVメンバー。旧チームから3番を任されている。

 宇部鴻城・嶋谷将平内野手は守備範囲が広く、肩も強い遊撃手。シュアな打撃も兼ね備えている。

 【外野手】

 履正社・若林将平外野手は、昨秋の公式戦で打率・468を記録。主将として神宮大会優勝へ導いた。

 明徳義塾・西浦颯大外野手はU-15日本代表経験を持ち、走攻守の三拍子がそろった好選手だ。

 ここまでは2年生を挙げたが、1年生にも好選手がいる。

 早実・野村大樹内野手はすでに高校通算23本塁打。昨秋の東京大会決勝・日大三戦ではサヨナラ本塁打を放つなど勝負強い。

 大阪桐蔭では根尾昴選手に注目。投手としては最速146キロを記録し、遊撃手、右翼もこなす“3刀流”だ。

 報徳学園・小園海斗内野手は入学直後から名門の「1番・遊撃」を任されている。

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