早実・清宮、センバツ前の最終戦で痛烈右前打締め
「選抜高校野球」(19日開幕、甲子園球場)
早実(東京)が17日、大阪府内で早稲田摂陵と大会前最後の練習試合を行い、8-0で快勝した。
今秋ドラフトの目玉、清宮幸太郎内野手(3年)は3打数1安打2四球。高校通算80号はお預けとなったが、初回に痛烈な右前打を放った。
4番・野村大樹内野手(2年)が先制の中前適時打、1番・福本翔外野手(3年)が4安打を放つなど、打線は相手の左腕3人を含む4投手から12安打。投手陣も5人が4安打しか許さず、無失点リレーを完成させた。
「チームが0点で抑えられたのと、8点取れたのはよかった」と収穫を挙げた清宮。自身の打撃については「ちょっと(タイミングが)合ってないかなという感じはある。しっかり合わせていきたい」とし、明徳義塾との初戦へ向けて気合を入れ直した。