侍・青木、世界一への訓示「ぶれない心が大事」

 WBC日本代表の青木宣親外野手(35)=アストロズ=が16日、都内のホテルで、「世界一奪還へのメンタリティー」を説いた。06、09年の連覇を知る男は準決勝、決勝へ「ぶれない心が大切。相手はメジャーリーガーばかりですけど、こっちがのんでかかるぐらいでないと」と強い思いをにじませた。

 侍唯一の大リーガーとして今後の相手が強力なのは一番分かっている。だからこそ、無傷の6連勝で準決勝まで突破したチームに「これを信じて自分たちのプレーをするのがものすごく大切」とひるまぬ心を重要視する。

 イチローを中心に「引っ張られていた」という06、09年とは立場も違う。「今はみんなが引っ張ってる」と結束力の高さを口にするが、「自分も先輩たちを見て育ってきましたし」と大リーガー対策を伝えるなど、青木にしかできない役割を果たしている。

 この日、チームはアメリカへ出発。いよいよクライマックスだ。「トーナメントなので、一発に懸けて準備したい」。世界一へ-。揺るがない心を胸に、海を渡る。

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