侍の4番・筒香、五回にも中前に同点打 “神円陣”で流れ呼ぶ
「WBC・2次リーグE組、日本-キューバ」(14日、東京ドーム)
日本が2点ビハインドの五回、青木(アストロズ)の二ゴロ、筒香(DeNA)の中前適時打で同点に追い付いた。
打撃好調の先頭・小林(巨人)が左前打で出塁。山田(ヤクルト)が四球で歩き、ここで先発バノスが降板。2番手イエラに対して、菊池が犠打を決めて1死二、三塁。青木が打席に立った。きっちりゴロを転がして1点を返すと、2死三塁で打席に4番。2ボール1ストライクから4球目、外角の129キロスライダーを中前にはじき返した。
「ランナーをかえすことだけを考えて、素直に振り抜きました」
攻撃が始まる前にはメジャーリーガーの青木を中心にして円陣を組んだ。前回12日のオランダ戦でも五回、メジャーリーガーが円陣を組んだ直後に得点。流れを呼ぶ“神円陣”で、日本が試合を振り出しに戻した。