巨人・高橋監督「OP戦で良かった」七回2死まで完全…マギー1安打のみ零敗

 「オープン戦、オリックス6-0巨人」(11日、ほっともっとフィールド神戸)

 「オープン戦で良かったといえば良かったけどね」。苦笑交じりに振り返る巨人・高橋監督の言葉が、ピタリと当てはまる敗戦だった。七回2死まで1人の走者も出せない完全試合ペース。「このままいくかなと思ったけどね」と指揮官。直後にマギーが二塁打を放ったが、安打はその1本のみで終わった。

 初対決となった新外国人左腕の先発・コークに対しては打球が外野に飛ばず、与えた15アウトのうち内野ゴロが11を数えた。マギーは「こういう展開になったということは、相手投手が良かったということ」と脱帽。冷たい風が吹く天候同様に冷え切った打線に、G党も意気消沈した。

 12日には、いよいよ今年初の阪神戦を迎える。指揮官は「そんなに意識はない」としながらも「今日打てなかったのでね。しっかり打ってくれないと困るし、そっちのことの方が重要」と自軍の奮起を促した。舞台は昨季9勝3敗1分けと圧倒した敵地・甲子園。得意とした地で、貧打脱却を期す。

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