侍ジャパンが中国を圧倒 1次リーグ初の全勝 小久保監督「全身全霊で」

1次リーグを3連勝で突破しタッチをかわす侍ジャパン=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「WBC・1次リーグB組、日本7-1中国」(10日、東京ドーム)

 1位通過が決まっている日本が、中国に快勝して1次リーグを3連勝した。

 日本は初回、1死三塁から山田(ヤクルト)の右犠飛で先制。二回に2死一塁から小林(巨人)の1号2ラン、三回には2死一塁から中田(日本ハム)の2試合連続となる2号2ランで加点した。七回は菊池(広島)の適時内野安打と適失で2点を追加し、引き離した。

 先発の武田(ソフトバンク)が3回1失点。2番手で今大会初登板の藤浪(阪神)は、2四死球を与えたものの、2回を無安打無失点、4奪三振と中国打線を圧倒した。

 小久保監督は「これだけの声援をいただいて、3連勝で終わることができてありがとうございました」とファンに感謝した。3試合を振り返り「初戦が大事だと思って入った中、声援をプレッシャーじゃなく力にしようと選手に言っていた」と初戦のキューバ戦に勝って勢いづいた。

 1次リーグ3連勝は第1回大会から初めて。「それは意識してなかったんですけど、あさってからさらに厳しい戦いが始まりますので、気持ちを切り替えて、全身全霊で目の前の試合をとっていきたいと思います」と2次リーグへの思いを口にした。

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