中村 選手16人で強豪・前橋育英に真っ向勝負だ
第89回選抜高校野球大会(19日開幕、甲子園球場)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で行われた。初出場した1977年に12人で準優勝して以来、40年ぶりに出場する中村(21世紀枠・高知)は前橋育英(群馬)との対戦が決まった。
中村・山本泰生主将(3年)は、前橋育英について「何年か前に優勝してるチームだが、どこと当たっても強い。正々堂々と戦いたい」と、真っ向勝負を宣言した。相手は2013年夏の甲子園を制した強豪。中村は選手16人で挑戦する。
自分たちの野球について山本主将は「最後まで諦めず戦う野球」とし「最後まで戦ったら何かがある。僕らが甲子園に出られたのは地域の方々や保護者、OBの支えがあったから。恩返しをしたい。目の前の一戦一戦を決勝だと思って戦う」と一戦必勝を誓った。