侍・菊池、好守で先制のピンチ救う 無死一、二塁から併殺完成 チームに勇気与える

1回、キューバ・セペダの打球に飛びつく広島・菊池涼介=東京ドーム(撮影・棚橋慶太)
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 「WBC・1次リーグB組、日本-キューバ」(7日、東京ドーム)

 「2番・二塁」でスタメンを勝ち取った菊池(広島)が、いきなりの好守でチームの窮地を救った。

 初回、先頭のサントスに内野安打を許すと、続くアヤラの三塁線の打球を松田がファンブル。いきなり無死一、二塁のピンチを背負った。続くセペダに対して2ボール1ストライクから4球目、痛烈なライナー性の打球が二塁右を襲った。

 バウンドが合わせづらい中、菊池は体勢を崩しながら捕球すると、反転して二塁へ素早く送球。併殺を完成させた。抜けていれば確実に失点していた場面。続くデスパイネの四球後、サーベドラを三ゴロに仕留め、この回を無失点で切り抜けた。

 試合前から「特に変わりはない。ナチュラルですよ。GOあるのみ!!」と話していたが、言葉通りのプレーでチームを鼓舞した。

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