三浦大輔氏、一問一答 「横浜に恩返しを」

三浦大輔氏
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 DeNAは27日、昨季限りで現役を引退した“ハマの番長”の愛称で親しまれる三浦大輔氏が、新設のスペシャルアドバイザー就任を発表した。横浜市内の球団事務所で就任会見が行われた。

【以下、一問一答】

 -話を聞いた時の気持ちは。

 「うれしかったですよ。引退してどうしようかというところで、1人では何もできない。球団もバックアップしていただけるということ。自分自身も野球はプレーヤーとしてやってきましたけど、これからは違った見解から角度から見てみたいなという話はしていたので、本当にありがたい話だなと思ってうれしく思ってます」

 -横浜という地域への恩返しについて。

 「18(歳)でこの街に来て25年間、育ててもらいましたから。その中で98年に優勝した時の横浜全体の盛り上がりをもう一度味わいたかったですけど。現役の時はできませんでしたけど。25年間、経験したことをもっともっと生かせないかなと思って。もちろん恩返しもしたいですし。自分も成長したいのでまだまだ。一緒に少しでも横浜を盛り上げていくのに、力になれたらなと思ってます」

 -子供たちに野球を楽しんでもらうための貢献も担うが、子供たちに対する思いは。

 「野球の楽しさをこれからも伝えていければと思います。今まではプレーヤーとしてグラウンドで見せてきましたけど、今度は違った角度で野球の楽しさ、面白さ難しさを子供たちなど皆さんに伝えていければと思ってます」

 -何が一番の楽しみか。

 「いろいろな野球が見られるのは楽しみ。野球で勉強もしたいですけど、野球以外のスポーツも見て勉強して見るのも楽しみ。全てが新鮮なので。もうすぐキャンプも始まりますけど、2月1日にユニホーム着ないのは、25年ぶりですかね。学生の時にユニホーム着てましたけど。そこで寂しさもあるかもしれないですけど25年間やり通したので、違うステージでやれる楽しみの方が大きいですね」

 -横浜という街の魅力、野球の楽しさは。

 「大都会ですけど、少し離れれば、緑も豊かにある。海もあってありきたりかもしれないですけど(笑)。住みやすいというか。両方兼ね備えてますし。野球の魅力は子供の頃から初めて失敗も多かったですので。失敗して悔しい思いして成功した時。できた時、勝った時の喜び。その喜びが1人では勝てなかったというのが大きかったですね。勝った時はみんなで喜べたので。難しいからこそ勝った時の充実感はありますね」

 -98年の優勝を経験している立場で、これがあると優勝に近づけるというものは。

 「98年の盛り上がりはすごかったですし、パレードの時にあれだけのたくさんの方が集まっていただきました。それに近いのは去年の(CSファイナルSの)東京ドームの3戦目の時ですね。98年に近い雰囲気を味わえたので。後は今は若い選手が出てきてますから、みんなが去年の経験を生かしてやってくれれば近づけるんじゃないのかなと思います」

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