ソフトバンクの中村晃外野手が１６日、沖縄県宮古島市で自主トレーニングを公開し、飛距離向上への意欲を示した。昨季は自己最多の７本塁打を放ったが「（本塁打数は）２桁打ちたい。二塁打以上の長打が欲しい」と打撃フォームの改良に取り組んでいる。

　バットをしならせるように打つことを意識している。イメージと動きが合致すると「球が軽く飛ぶ。いい打球になる」というが「まだ３０～４０パーセントくらい」と試行錯誤中のようだ。

　一緒に練習する長谷川勇也外野手から新しいフォームに関する助言を受ける場面も多かった。「自主トレよりも多く打てるキャンプまでに感覚を固めたい」と話した。