ノムさん、塩漬けグッズに350万円の高額鑑定品も とくダネ!報じる

 プロ野球評論家の野村克也氏の記念品が故郷・京丹後市で“塩漬け”となっている問題で、11日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では、スポーツグッズ鑑定家にその記念品を鑑定してもらった様子を放送。中には350万円の値をつける貴重なお宝も存在していることがわかった。

 番組では、野村氏が27年前に寄贈した記念品が倉庫の中で眠ったままとなっているというニュースを報道。実際に、そのお宝がどれだけの値打ちがあるのかを、スポーツグッズ鑑定家の前野重雄氏に鑑定してもらった。

 その中でも、1967年に35本塁打を打ってホームラン王に輝いたトロフィーは200万円。1968年の通算400号本塁打の記念トロフィーは250万円。1962年最多本塁打賞ペナントは300万円。1963年最多本塁打日本新記録賞の盾は350万円と軒並み高額鑑定品が。前野氏は番組内で「ピラミッドでお墓を初めて開けたような、ファラオの宝石を見つけたそんなときめき」と語っていた。

 だが、当の野村氏は、番組の取材に「あんなものいらない。過去は振り向かない人生観」とまったく興味なし。MCの小倉智昭キャスターは「今の若い人は野村さんの活躍を知らない。我々にとってはキャッチャーで三冠王ってどれだけ大変かわかっている。レジェンドだから」としみじみ。「記念品としてどっかにきちんと展示してあげたい」と話していた。

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