鷹のドラ1田中正義2・1ブルペンだ!内川、松田との“対決”熱望

 ソフトバンクのドラフト1位・田中正義投手(22)=創価大=が3日、東京都八王子市内の創価大グラウンドで自主トレを公開した。大学の先輩であるヤクルト・小川泰弘投手(26)らと始動。最速156キロ右腕は言葉の端々に自信をみなぎらせ、ルーキーイヤーに向けて一歩を踏み出した。

 経験豊富な先輩たちと並んでも遜色のない球筋だった。ヤクルト小川ら、創価大OBが顔をそろえての新年合同練習。田中がキャッチボールで投げる一球一球に、1年目への思いが詰まっていた。

 新人合同自主トレ、2月の春季キャンプ。自分の存在感を示すため、最速156キロ右腕の胸中には一つのプランがあった。「2月1日にはブルペンで(捕手に)座ってもらって投げたい。3、4日すれば、打者相手にも投げられると思う。WBCに行かれるような方たちに投げる機会があれば。それができれば光栄です」

 年明け早々、担当の山本スカウトからスマホに新聞記事が送られてきた。和田とバンデンハークを除き、開幕ローテ候補は第1クール中に打撃投手として登板させるというもの。田中も「今はそれに合わせてやっている」と、内川、松田との“対決”を熱望した。

 すでに工藤監督は田中のキャンプA組(1軍)入りを示唆。新人合同自主トレをチェックし今月下旬のスタッフ会議で最終決定する。田中もウエートトレを継続し、年末年始も横浜市内の自宅近くの土手をランニング。「体はしっかり仕上がっている」と準備万端だ。

 この日は約2時間の練習後もグラウンドに残り、強めにキャッチボール。「時間が短かったので」。即戦力ルーキーの気概がにじむ行動が1年目からの活躍の予感を漂わせた。

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