西武・中村「特別待遇」返上 独自調整なし!どんどん実戦

 西武・中村剛也内野手(33)が22日、来年2月の春季キャンプで「特別待遇」を返上する考えを明かした。辻新監督は主力も対外試合の初戦から出場させる方針で、本塁打王6回の主砲も「そっちの方がむしろいいでしょ」と賛成した。

 15年目の今季は右膝を痛めた影響などで規定打席に届かず、打率・238、21本塁打と不本意な成績に終わった。巻き返しを期す来季は、キャンプ後半もA班(1軍)を離れての独自調整は行わず、早い時期から実戦感覚などを磨く。

 この日は西武第二球場で汗を流し、「途中でバッティングハイになった」と約30分間のマシン打撃も行った。右膝についても「大丈夫」と話し、ダッシュも繰り返した。球界屈指の長距離砲が完全復活すれば、来季の西武打線は脅威の存在となる。

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