ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した森福允彦投手が11日、福岡市内のホテルで巨人と初交渉を行った。堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)から複数年契約と背番号13を提示され「(交渉が解禁された)初日から声をいただくのは、すごくありがたい」と好印象を受けた様子だった。
救援左腕として今季は50試合に登板して2勝1敗、防御率2・00。近年は対左打者限定の起用が多かったことに満足できず、FA権を行使した。「来年の優勝のためにセットアッパーとして力を貸してほしいと言われた。熱意は伝わった」と話した。