ロッテ・ドラ2酒居、4回無失点も敗退…昨年から36回連続無失点も

 「社会人野球日本選手権・準決勝、ヤマハ4-2大阪ガス」(7日、京セラドーム大阪)

 準決勝が行われ、第2試合で大阪ガスはヤマハに敗れ決勝進出を逃した。ロッテからドラフト2位指名を受けた酒居知史投手(23・大体大)が六回から救援登板し、4回無失点と好投したが、初回の4失点が大きく響いた。第1試合は日本通運が1点を追う九回1死から試合をひっくり返し、王子を下して22年ぶりの決勝進出を果たした。

 流れを引き寄せようと必死だった。最速145キロを計測した直球で押しまくった。2点ビハインドの六回から救援登板し、4回2安打無失点の好投も打線の援護なく敗れた酒居。それでも昨年と今年の日本選手権を合わせ36回連続無失点は驚異的な数字だ。

 相変わらずの安定感を誇った。「とにかくゼロで抑えることだけを意識して」と酒居。プロ入り後、敵地となるマウンドで残した実績が、即戦力右腕として確かな期待を抱かせる。

 大学4年時に右肩を痛め、2年間の回り道を余儀なくされた。それでも「すごく意味のある2年間。社会人として学ぶべきことが多かった」と言う。社会人野球で得た経験と実績を糧に、プロの世界へ羽ばたく。

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