DeNAラミレス監督、筒香絶賛「日本でナンバーワンの4番バッター」

 「セCSファーストS・第1戦、巨人3-5DeNA」(8日、東京ドーム)

 CS初出場のDeNAは、敵地で巨人に逆転勝ちした。9日の第2戦に勝てば、CSファイナルS進出が決まる。ラミレス監督は、決勝の逆転2ランを放った筒香を「日本でナンバーワンの4番バッター」と絶賛した。

 筒香は1-2の六回、巨人先発・マイコラスから右翼席へ逆転2ランを放った。今季44本塁打、110打点で2冠王に輝いた不動の4番打者は、CSでも大きな仕事をやってのけた。ラミレス監督は「ああいった状況で、信じられない一発を打ってくれた。日本でナンバーワンの4番バッター」と褒めちぎった。

 投手陣では先発井納が7回2失点と踏ん張り、八回は田中、三上で、無死二塁のピンチを無失点で切り抜けた。九回は守護神・山崎康が坂本に一発を浴びたが、後続を断って試合を締めた。指揮官は「井納は素晴らしい投球をしてくれた。リリーフ陣も期待している通りの仕事をしてくれた」と絶賛した。

 レギュラーシーズンの巨人戦は14勝10敗1分けと勝ち越し、8月11日からは6連勝でフィニッシュした。勢いそのままに、初のCSという重圧をはねのけて初戦勝利。勝てばCSファイナルS進出が決まる第2戦に向け「簡単なゲームになるとは思っていないが、100%でベストを尽くして試合に臨みたい。選手たちも非常にいいモチベーションできょうを過ごしていると思うので、あしたにつなげたい」と必勝を誓った。

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