「ヤクルト1-8中日」(18日、神宮球場)
新人の中日・小笠原が6四球を与えるなど制球に苦しみながらも要所を締めた。七回途中を無失点で乗り切って2勝目。126球とかさんだ球数を反省点に挙げながらも「なんとか粘れたことが収穫」と笑顔で汗をぬぐった。
序盤から高めに抜けることの多かったスライダーを見せ球に使う配球が光った。一回に山田を外角直球で併殺打とすると、三回はバレンティン、鵜久森を追い込んでから低めのチェンジアップで切って取った。
四回以降は安打を許さず。チームの最下位脱出に貢献し、「もう一回課題を見直して、チャンスがあれば次にそれを生かしたい」と力を込めた。