U-18、日本が5度目のV 今井、堀で台湾打線を完封 智弁・納が決勝打

6回、先制打を放ちガッツポーズの納(中央)
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 「U-18アジア選手権・決勝、日本1-0台湾」(4日、台中)

 日本が2大会ぶり5度目の優勝を果たした。

 決勝で台湾と対戦した日本は六回、納(智弁学園)の適時打で先制。2死一、三塁で台湾の2番手、ウェンから右前へはじき返した。三塁走者の林中(敦賀気比)が生還し、この回、均衡を破った。

 投げては今井(作新学院)が先発。5回1安打無失点で、六回から堀(広島新庄)へと継投。堀は8三振を奪い、台湾打線に得点を許さず、1安打無失点の完封リレーで日本を優勝に導いた。

 5回を1安打無失点で、3四死球2三振の内容だった今井は、「前回と同じ台湾戦だったので、反省を生かして投げた。四死球が多くなってしまったが、日本代表のエースナンバー背負っている以上は、しっかり投げなければいけない。周囲の支えがあっての優勝。感謝している。日本代表としていい経験ができた」とアジア制覇の喜びをかみ締めた。

 また、打のヒーローとなった納は、不調から1番から8番に下げられての先発だったが「チームに迷惑をかけていたので、チームに貢献しようという思いでした。チーム全員で回してくれたので、悔いのないように振ろうと思って打席に入った」と振り返っていた。

 日本は8月31日の1次リーグでも台湾と対戦。今井が先発、2番手で堀が登板し、このときも完封リレー。打線は四回に林中(敦賀気比)の適時打などで2点を先制するなど、3-0で勝利していた。

 チームを率いた小枝監督は「このシリーズは全員でやると言っていたので満足です。選手にはお疲れさん、おめでとうと言いたい。選手には、この貴重な経験を土台にして、もう1ステップ、2ステップしてほしい」と話していた。

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