広島新庄・堀が1失点完投 迫田監督「勝因はコントロール」

3安打1失点で完投勝利を挙げた広島新庄・堀=甲子園(撮影・佐藤厚)
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 「全国高校野球・2回戦、広島新庄7-1富山第一」(15日、甲子園球場)

 2年連続2回目出場の広島新庄が、エース堀瑞輝投手(3年)の90球3安打1失点完投の好投で、広島県勢として2011年の如水館以来5年ぶりとなる3回戦に進出した。チームとしては昨年を上回る甲子園2勝目を挙げ、初の3回戦進出。

 堀は1点リードの四回1死三塁から内野ゴロで1点を失ったが、慌てることなく五回以降無失点。直球は力むことなく制球し、スライダーを駆使して打者を打ち取った。

 迫田守昭監督は「ストレートのコントロールの良さが勝因。相手チームも好球必打できて怖いところもあったけど、それでもコーナーをついていた。勝因はコントロール」と褒めた。

 打線は7犠打を決め確実に走者を進め相手にプレッシャーを与えた。同点の六回には1死満塁から古本の2点適時二塁打で勝ち越し、八回には堀の2点適時三塁打などで4点を加え試合を決めた。

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