クラーク・三浦雄一郎校長がアルプスから応援も…
「全国高校野球・2回戦、聖光学院5-3クラーク」(12日・甲子園球場)
初出場のクラーク(北北海道)は終盤に逆転を許し、初勝利はならなかった。三塁側アルプススタンドではプロスキーヤーで登山家・三浦雄一郎校長(83)が生徒の躍動する姿を見つめた。
午前中から厳しい日差しが照りつける中、じっと試合を見つめていた三浦校長。「炎天下の観戦はエベレストに比べれば天国ですよ」と笑い、「押せ押せの試合ができている」と目を細めた。
前日は「山の日」だったことから北海道の旭岳に上り、頂上から甲子園を目指し「頑張れ、頑張れー!!」と叫んだという。早朝に移動し、試合中に球場へ入った。チームは惜しくも八回に逆転を許して敗れたが、三浦校長はアルプスから大きな拍手を送っていた。



