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広島新庄・堀172球完投V 自己最速更新147キロ出た

 完投勝利を挙げた広島新庄・堀(撮影・吉澤敬太)
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 「高校野球広島大会・決勝、広島新庄5-4如水館」(26日、マツダスタジアム)

 広島大会は、広島新庄が2年連続2度目の甲子園出場を決めた。プロ注目左腕・堀瑞輝投手(3年)が自己最速を1キロ更新する147キロをマークして10安打8奪三振、172球で4失点完投した。広島新庄・迫田守昭監督(70)と、如水館を率いた兄・穆成監督(77)が決勝で戦うのは、2011年以来5年ぶり。5年前は弟が涙をのんでいた。

 2年連続の聖地を決め、力強くガッツポーズ。172球の粘投を見せた堀が仲間と熱い抱擁を交わした。「もう一度あのマウンドに立ちたいと思っていたのでうれしいです」と満面に笑みを浮かべ、喜びを口にした。

 九回、1点差に迫られ、なお1死一、二塁のピンチを背負った。同じ如水館と対した春季大会準々決勝。最終回に逆転された苦い記憶が頭をよぎる。それでも「負けるような感じはしなくて、強気でいけました」。4番・荒井を遊ゴロ併殺打に仕留め、歓喜をつかんだ。

 六回には自己最速を1キロ更新する147キロをマーク。追い込まれるまでバットを振らない耐久作戦に序盤から苦しめられたが、持ち味の直球は終盤まで威力が衰えなかった。冬場に長靴を履いて積雪の中、毎日約10キロの走り込み。「地面をあまり蹴れないし、重たいのできつかったです。そのかいあってか、投げる時にしっかりと踏ん張れる」。地道な下半身強化が、最後の夏に生きた。

 巨人・田口らを指導してきた迫田守昭監督(70)は「直球は過去の先輩たちを超えている。キレ、勢いは1番」とプロ注目左腕を称賛した。「去年は自分の力が出せなかった。リベンジしたいと思います」と堀。昨夏は2回戦で清宮擁する早実に四回途中3失点と打ち込まれ、チームは1点差で惜敗。夢舞台で頂点を目指す。

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